簡単に自己紹介させていただきます
動画もしくは文章
お好きな方でご覧ください。
ご挨拶
こんにちは。
FP2級合格サポーターのさくらです。
いつもSNSの発信をみてくださり、ありがとうございます。
また、LINEの友だち追加登録もありがとうございました。
今回は私自身のことや、活動を始めたきっかけ、今後の展望について皆さまにお伝えさせていただきます。
私は現在、主人と息子2人の4人家族で生活しております。
2022年の2月頃から、SNSを通じて、FP2級を勉強中の方と繋がるようになりました。
人生の転換期となる大学生時代
私がファイナンシャルプランナーという資格に興味を持ったのは大学2年生の20歳のときでした。
20歳の成人式を迎え、これまで育ててくれた両親に感謝しました。
これからは一人の大人として、責任を持って行動していこうと思ったその年、私の人生において一番辛い出来事が起こりました。
当時45歳だった私の母は、2011年7月頃、生活に支障が出るくらい視野がせまくなり、原因不明の頭痛に悩まされていました。
近くの病院に行き検査をしましたが、すぐには原因が分からず地元の大学病院を紹介されました。
精密検査をした結果、10年前からあった脳の良性の腫瘍が、大きくなっていることが原因だろうということになりました。
とにかく今後の治療方法を確定させるためにも、まずは腫瘍を調べないといけないということで8月に手術を行い、母は入院することになったのです。
腫瘍を病理検査に出したので結果を伝えたいとのことで、後日、主治医の先生から、母以外の家族が招集されました。
「なぜ、お母さんは呼ばれないの?」不思議に思いながら、別室に移動しました。
そこで告げられた診断結果。
それは、悪性の脳腫瘍という言葉でした。
悪性?つまりがんってこと?動揺している私に追い打ちをかけるように、先生から衝撃の事実が告げられたのです。
「年を越せるかどうか分かりません。」
私はどうしても現実が受け入れられませんでした。
家族会議をした結果、診断結果は母に告げないという選択をしました。
私は涙を必死にこらえながら、母のいる病室へ戻りました。
「お母さん、治療したら治るって。頑張ろうね。」
こんなに苦しい嘘がこの世の中にあるのだろうか。
そう思いながら、心配をかけさせないように前向きな言葉をかけました。
その後、抗がん剤治療を行いましたが、症状は悪化するばかり。
脳下垂体という視神経が集中する部分に腫瘍があったため、視界は悪くなる一方で、次第に飲み込みも上手くできず、食事もろくにとることができなくなりました。
45歳という若さもあり、がんの進行は早く、あれよあれよという間に、会話もできなくなり、結局12月には帰らぬ人となったのです。
20歳の私と5つ下の高校生の弟を残し、母は旅立ちました。
父はお金の管理ができない人でしたので、闘病中の医療費は私が負担し、高額療養費の手続きや母の民間保険の請求も私が行いました。
国の手厚い制度や民間保険のありがたみを初めて実感しました。
そんな経験をきっかけに国の制度をしっかり勉強したい、お金の知識を身に付けたいと思い、ファイナンシャルプランナーという資格に辿り着きました。
それからFP3級を取得したというのが、私のFP人生の始まりです。
大学3年生になり就職活動が始まりました。
どうせなら自分の人生にも役立つような知識を身に付けたいと思い金融業界を中心に受けていました。
最終的に保険のありがたみを知ったこともあり、保険業界を選び、生命保険、損害保険たくさんの保険会社を扱っている会社に就職しました。
波乱万丈な社会人生活の幕開け
地元を出て一人暮らしをすることになった社会人1年目のある日、1通の手紙が届きました。
それは債権回収会社からの通知書でした。
あけてみると、そこには母親の名前と「まだご返済されておりません」という言葉。
「法定相続分についてお支払い願いたい」という文章。
え、何これ?
慌てて父に電話をして確認しました。
すると、母親名義の借金が返済できていないという信じられない事実を告げられたのです。
昔、父が借金をして、その借金を返済するために母親名義でお金を借りていたとのことでした。
父の返済が滞り、相続人である私に返済督促が届いたのでした。
社会人になって、「さぁこれから仕事を頑張るぞ!」というときに届いた借金返済督促状。
最悪だ・・・と一瞬落ち込んだものの、FP3級で勉強していた相続放棄を思い出しました。
確か、相続放棄は相続を知って3ヶ月以内だよね。
私は急いで、家庭裁判所へ連絡し、もろもろの手続きを弁護士に依頼することなく全て一人で行い、無事期限内に相続放棄をすることができました。
もしあの時、知識がなかったら、借金を抱えたまま社会人生活を送っていたかもしれません。
そう思うと、ぞっとしました。
それから、数か月後の12月11日。大学生になった弟から一本の電話がありました。
何事だろうと電話に出てみると、弟が開口一番。
「俺、明日までに授業料払えなかったら退学になるわ。」と言うのです。
「え?なんで?お父さんは何してるん?」
そう聞くと、弟は
「分からん。授業料間に合わせるからって言ってたけど、全然振り込んでくれなくて。」と、とても悲しそうな声でした。
母親名義の借金の返済が滞っている父は、もれなく弟の学費や下宿代も払うことができていなかったのです。
私は思いました。
母が亡くなって、私が母親代わりをしている以上、なんとか大学までは卒業させてあげたい。
前日に振り込まれた私の冬のボーナスは一瞬にして全て弟の授業料へと消えました。
それからというものの、定期的に弟や父から電話があり、家賃を振り込んだり、授業料を振り込んだりと結局卒業まで私がもろもろ負担することになりました。
弟は奨学金も借りていましたが、私立理系の県外一人暮らしは決して甘くありませんでした。
無事卒業し今では立派に社会人になったので、私は結果オーライと思い、弟とは今でも良い関係を築いています。
しかし、父に関しては、孫をみせに、年に1~2回は地元に帰省しますが、金銭的な信用はいまだにありませんし、今後もないと思います。
そうして、仕事を頑張りたいと思っていた社会人2年目を迎えた私は、社内の昇進条件にFP2級の取得が必須であることを知りました。
それから、必死に勉強し、なんとか合格することができました。
その後は、4年目で管理職になり、同期で最速出世をすることができました。
結婚、出産、子育てと仕事の両立
仕事も大事だけどプライベートも大事。
30歳までには、子どもが欲しい。そろそろ結婚しなきゃ。
そう思い、結婚相談所で今の主人と出会いました。
出会った当初の主人は、クレジットカードも持っていなければ、スマホも大手キャリアで毎月1万円以上払っていて、貯金もそんなになく、金融リテラシーが皆無の人間でした。
私が知っているお金周りの知識を全て伝えると、主人は覚醒し始めました。
私は当時、株式投資を行っていたのですが、主人が「俺もやってみる」と勉強を始め、今では私より投資について詳しいぐらいです。
主人のマネーリテラシーはみるみる上がり、今では我が家の勘定奉行に就任してもらっています。
それからというものの、支出の徹底的な見直しや投資で資産運用をした結果、貯蓄スピードを一気に上げることができました。
私はFP2級取得後も、マネジメントスキルや部下育成、自身のスキルアップなど勉強を継続し、ありがたいことに部長にまで出世。30歳で年収1,000万円に到達することができました。
今は、子どもを月10万円のインターナショナルスクールに通わせながら、タワマンに住んでいますが、それでも毎年黒字で資産額は順調に増えています。
現在の状況にまで持ってくることができた要因としては2つあると考えています。
1つ目は私がFPで勉強した知識を実生活で活かしたこと。
2つ目はFPで身に付けた正しい勉強法と勉強習慣を合格後も継続し自分自身を高め続けたこと。
この2点に集約されます。
「いやいや、さくらさんだからできたんでしょ。」と言われることがありますが、決してそんなことはありません。私は記憶力も悪ければ、要領も悪いですし、とてもズボラな性格をしています。
そんな私でも、ここまでくることができたので、考え方と行動力さえ身に付けば、今の環境をより良くすることは誰だってできます。
私は年収300万円からのスタートでしたが、10年かけて年収を1,000万円までもってくることができたのも、頑張り方を間違えなかったからだと思っています。
FP2級勉強法の確立
FPの勉強をされている皆さんだったら分かると思いますが、今の日本で老後を安心して生活するには、事前の準備が必要です。
老後2,000万円問題もありましたが、自分でお金の知識を身に付けて、自分で用意しなければなりません。
だからこそ、金融リテラシーを身に付けて、賢く生きていかなければならないのです。
FP2級を取得するのであれば、合格して終わりではなく、身に付けた知識を活かして欲しいのです。
実生活と紐づけて、学んでほしいです。
こう思うようになったのには、いくつか理由があります。
FP2級の勉強をしていた職場の部下が、お客様から相続対策の相談を受けました。
しかし、全く説明ができていなかったのです。
お客様との商談後、私は部下にテキストに載っている相続のことについて丁寧に説明しました。
すると、本に書いてあることと、実践が紐づいていなかったことが明白となりました。
もしかして、間違った勉強法だと実践と紐づかないのでは?それだと、いくら勉強しても意味ないじゃん。そう思ったのです。
その時に初めて、実生活に紐づけるような勉強法をするべきだと痛感しました。
参考書に載っている重要語句と数字だけを丸暗記。
計算式は暗号のように覚える。
意味を理解せず語呂合わせで覚える。
そんな勉強法をしている彼らを見て、私は愕然としました。
これじゃ全く意味がない。
管理職として部下を育成する立場の私は、FP2級を取得させることは当然ですが、それ以上に実践に活かせる勉強法を教えることが重要だと実感しました。
それから私のFP2級の勉強法の研究が始まったのです。
FP2級を受検する部下を見てきましたが、ことごとく落としていきました。
彼らにヒアリングを行い、何が原因なのか?徹底的に分析しました。
そして、私は勉強法についても勉強し、彼らに正しい勉強法を伝えていきました。
すると、徐々に合格できるメンバーが増えていったのです。
5年の歳月をかけて、合格できる勉強法をようやく確立することができました。
SNSでの出会い
そんなある日、SNSでFP2級を目指されているという方と繋がりました。
その方も何度も不合格を経験し、どうしても次で受かりたいと仰っていました。
もしかしたら、私が職場でたどり着いた勉強法がこの方にもお役に立てるかもしれない。
そう思った私は、勉強法について詳しくお伝えしました。
すると、見事、次の試験で合格することができたのです。
とても喜んでくださり、私も嬉しかったです。
それからというものの、私の勉強法ノウハウが世の中の受検生に役に立つのであればと思い、SNSの運用を始めました。
ありがたいことに、多くの方からメッセージをいただきました。
LINEに登録してくださる方も増えて、たくさんの悩みを聞いてきました。
そして合格後の夢や目標も聞かせていただきました。
みんな共通していることは、FP2級を取得したあとにもやりたいことがある、目標があるということです。
しかし、FP2級に合格することができないため、夢の実現の足かせになっているという問題がありました。
世の中の風潮としては、FP2級が難しい資格という認識があまりありません。
だから、3級と同じように勉強して受かると甘く見ている人が多いのです。
そして、残念ながら一度では合格できないという人が年間で10万人もいるのです。
時間がもったいないと思いませんか?
正しい勉強法を知らないというだけで、貴重な時間を無駄にしているんです。
しかも暗号のように覚えて、使えない知識を覚えて、何の意味があるのでしょうか?
せっかく勉強するのなら、一発で合格し、合格後も活かしたいと思いませんか?
私はそう思ってくれている人にだけ情報を届けたいと思っています。
自力をつける
それから、話は少し変わりますが、今の時代、自分の努力で収入を上げていくことも必要だと思うんです。
今の職場で出世するのでもいいですし、転職して年収を上げることもいいと思います。
本業とは別に副業で収入源を増やすことや、将来的に起業を目指し独立することも良いと思います。
とにかく資格取得で満足せずに、収入をあげにいくことにもチャレンジしてほしいなと思うんです。
私は本業以外にもいくつか収入源を持っています。
開業届を出し、青色申告もしています。
今後は自分自身でも事業を拡大させていきたいと考えています。
なので、FP2級取得後は、収入アップしていきたいという方は、そういう観点でも私が何かしらお伝えできることがあると思うので、ぜひ引き続きお付き合いいただければと思います。
今のFP2級の合格サポートをしていて、感じるのは、日本人のマネーリテラシーの低さです。
今でこそ、家庭科の授業でお金のことを勉強する機会が増えてきそうですが、これまでは学校で誰も教えてくれませんでしたよね。
だから仕方のないことなんです。
でも知らないと損をするのです。
誰も教えてくれません。
少しでもマネーリテラシーを身に付けて、国に搾取されない、損をしない人生を送ってほしいと思っています。
私はこれまで、職場で1,000名以上のお客様とお会いしてきました。
知識不足が原因で、必要のない金融商品を契約している人。
間違ったタイミングで解約して損をしている人。
外貨というワードだけで拒否反応を示し、特にメリットのない学資保険を契約する人。
様々な人を見てきました。
日本人には金融教育が必要だ。
そう確信したのも、今の活動の原動力になっています。
さいごに
FP2級の勉強をしていると、心が折れそうになったり、諦めたくなったり、やる気が全然でなかったりということがあると思います。
そんなときは、初心に戻って、なぜ勉強するのか?取得して、今後何がしたいのか?ということを考えてみてください。
誰の人生でもありません。
あなた自身の人生です。
自分の人生は自分で切り開く。
強い意志と前向きな気持ちで、一歩ずつ前進していきましょう。
もし今、勉強法で悩んでいるのであれば、一度あなたの状況をお聞かせください。
これまでの私の経験でお伝えできることは全力でお伝えさせていただきます。
あなたのこれからの時間が無駄にならないように願っています。
以上が私のFP合格サポートを始めたきっかけと皆さまへの想いです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。